見る前に飛べ

 

 12月は師走というだけあって、バタバタしてブログをサボってしまいました。問題はサボったことにぼく自身気がついてないことです。「忙しい」という字は心を亡くすと書きます。「忙しい」という言葉は現代においては、半ば当たり前のように使われますが、本当は人間にとってはよくない言葉でしょう。現代人は忙しすぎてそんなことすら感じなくなっているのでしょうか。ものを考えなくなることも我々人類にとって危険なことだと思いますが、さらにものごとに感じなくなるというのは日本人にとって致命的なことではないかなあ… なんせ日本は「もののあわれ」の国ですからね、「今ここを生きること」が大事ですね。

 2020年という年は、年が明けたと思ったらいきなりコロナ狂騒曲が流れ出して、いつ止まるのかと待っているうちに年が暮れてしまいました。何もさせてもらえなかったという感じが強いですね。とくにぼくは三碧木星で嵌入していましたから、手足を縛られたままのような一年でした。そんな中でも、徳山大学に事務所を構えたり、RYDEENの体勢を大きく変えたり、この激動の時代に乗り遅れないような体制の転換は最小限できたように思います。RYDEENメンバーの8年の着実な努力と応援してくださる皆さんの力添えによって、中小企業の社長さんに伴走するための体制にあと一歩のところまで来ているような気がします。

 さて、新しい年が来ました。西洋では西暦2021年ですが、東洋の言い方では「辛丑/かのとうし」の年です。「干支/えと」は幹と枝で天の気と地の気を表します。今年の干である「辛/かのと」が天の気で、支である「丑/うし」が地の気のです。これに人の気である九星を加えてその年のいろんなことを占いますが、今年の人の気は六白金星が強い年です。これら干支九星を総合すると、2021年は試行錯誤を繰り返す年になると思われます。別の言い方をするとトライ&エラーの年です。

 この3〜4年の間に世の中が激変しましたし、これからも大きく変わっていくと思われます。そんな激動の時代における試行錯誤を味方につけていい年にするための秘策は何か。それは心構えの問題です。つまり、エンタープライズです。今流行の言葉で言うとアントレプレナーとか言いますが、エンテープライズというのは、「進取の精神」とか「冒険心」とかと言われます。もう少し大胆な言い方をすると

見る前に飛ぶ

ということです。激動の時代にとくに正解はありません。正解がないのなら失敗なんてありません。考える前に動くことです。

 何度も繰り返しになりますが、中小企業の成長とか発展は、社長さんの気構えに大きく左右されます。社長さんが進取の精神エンタープライズを持てば、会社は発展します。反対に、激動の時代のしかもコロナ騒ぎなんかで消極的な気持ちになっていると、せっかくのチャンスも見逃してライバルにおいていかれることになるでしょう。大変な時代だと思うのか、チャンス到来と思うのか、どっちがいいかよ〜く考えてみましょう。会社が変わるチャンスです。自分が変わるチャンスです。

文章 杉岡 茂

写真 伊丸 綾

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