RYDEENという社名の由来

 私たちの会社「RYDEEN」は8年前に生まれました。私たちは、中小企業をサポートする目的で弁護士・税理士・社労士などの士業が一つになることができたら、何かわかりませんがとっても大きな力が生まれるに違いないと考えたのです。なんといっても、中小企業に日常的に関わるのは士業だから…

 インドネシアのジャカルタに視察に行ったときのことですが、視察の合間にプールサイドで、士業集団がどうやったら結合できるかということを考えていました。と、いきなり往年のテクノグループYMOの名曲「RYDEEN」が頭の中で鳴り出しました。その頃は寝ても覚めても士業集団の結合のことを考えていたので、あんまり考えすぎて頭の中の脳みそが沸騰したのかと思いました。頭を振ってみてもさりげなく歩いてみても何をしてもやみません。Oh,My God! アッラーか天照大神かどちらかわかりませんが、とにかく神の啓示のような気がして、そんな不思議な気持ちを日本まで持ち帰り「RYDEEN」を調べてみました。

 そして、高高度爆撃機「雷電」に行き当たりました。世界の名戦闘機ゼロ戦は優秀な戦闘機ですが、B29の高度に達することはできません。第二次大戦の終盤には日本はB29からの爆撃に苦しめられることになり、これを迎撃する戦闘機として「雷電」が開発されたのです。実際には実戦に登場する前に終戦を迎えましたが・・・

この「雷電」の開発コンセプトのポイントは、

① 上昇力 B29の高度まで素早く上昇すること

② 加速力 B29に速やかに追いつくことのできるスピード

③ 爆発力 B29を一撃のもとに撃ち落とすことのできる爆撃力

の3つで、B29にすばやく追いつき一瞬のチャンスに一撃で致命傷を与えることのできる戦闘機の開発を目的としたのです。

「これだ」と思いました。

 ひたひたとせまり来る激動の時代に必要な力は変化に適応する機動力です。知恵や体力も必要ですが、最も大事なのはMobility機動力です。ついに中小企業の時代が到来したのです! 

そして、チャンス到来の中小企業をサポートする私たちにも

① 上昇力 解決すべき問題を即座に的確に理解する力

② 機動力 解決するための方策をすばやく立て迅速に実行する力

③ 爆発力 シンプルで効果的にピンポイントで問題を解決する力

 こんな力がやっぱり必要です。中小企業経営の最大の武器は「機動力」であると考えてきたことに妙に一致したのです。中小企業という存在は、生まれながらにしてこの「機動力」を持っています。この力を最大限に引き出すことが、私たちの使命だと思います。

 というわけで、私たちの会社名は「RYDEEN」ということになりました。設立から8年という歳月が経ち、その間にいろんな変化が起きました。各種士業が結集した会社なんてものは少なくともこの国にはないのですから、あれこれ試行錯誤は当たり前です。志をもった士業や経営者のメンバーをどう結集するか、士業の垣根を超えた有機的な結合をどう進めるかなどいまだ課題はたくさんあります。最後の課題はおそらく、日本やアジア諸国における会社の形態を模索することだと思っています。株式会社という形態は西洋のものであって、身の丈に合わない洋服を着ているような気がしてなりません。私たちのはじまりを今一度思い出して心新たに日々精進して、一社でも多くの中小企業が元気になってこの国が自立することを願ってや

文章 杉岡 茂

写真 伊丸 綾

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