「稽古照今(けいこしょうこん)」は、古事記の序文に出てくる言葉です。古(いにしえ)を稽(かんが)えて、今を照らす。昔を調べるのは、懐かしむためではなく、いまを見るためだという意味です。
会社の話に置き換えると、過去の決算書を並べる作業がこれにあたります。5年分の数字を横に並べると、いまの経営が何に寄っているかが見えます。人件費が増えた年に何があったか。旅費が減ったのは業態が変わったからか。数字は、そのときの判断の跡です。
稽古という言葉が「練習」の意味になったのも、昔の型をなぞることが学びだったからでしょう。
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