【通山】第5回 考現学から路上観察へ
前回は、柳田国男と今和次郎という二人の民俗学者の歩みを追い、今和次郎が生み出した「考現学」という考え方をご紹介しました。考現学の「目の前の今」を調査・観察するというスタイルは、後世に引き継がれていきます。 今回ご紹介す
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前回は、柳田国男と今和次郎という二人の民俗学者の歩みを追い、今和次郎が生み出した「考現学」という考え方をご紹介しました。考現学の「目の前の今」を調査・観察するというスタイルは、後世に引き継がれていきます。 今回ご紹介す
前回は、民俗学者の宮本常一の人生を追いかけてみました。宮本常一の学問(さらに言えば人生そのもの)に大きな影響を与えた人物として渋沢敬三が挙げられますが、もう一人重要な人物を挙げることができます。柳田国男です。 今回ご紹
今回ご紹介するのは、佐野眞一「旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三」(文春文庫2009年(文芸春秋2009年))です。前回ご紹介した「渋沢家三代」と同じ作者が、民俗学者の宮本常一とその師匠(支援者)である渋沢敬三の人生を描い
前回は渋沢栄一と論語について書きましたが、今回は栄一をはじめとする渋沢家の人々について掘り下げてみたいと思います。 今回ご紹介するのは、佐野眞一「渋沢家三代」(文春新書1998年)です。タイトルのとおり、栄一、篤二(
これからしばらくの間、気力が続く範囲で、私の本棚の中からあてもなく本の紹介をさせていただきます。お付き合いの程よろしくお願いいたします。 今回が第1回ということで、どこから切り出すか、なかなか悩ましいところですが、こ